毎年行うべき感染症対策

毎年冬になるとインフルエンザが大流行する傾向があるため、感染対策を行いましょう。
しっかり予防しておけば、万が一インフルエンザに感染したとしても症状を軽く抑えることができます。普段から基本的な予防策を、自分だけでなく家族や友人の間で情報共有し、実践することが大事です。

まず症状を軽く抑えるために欠かせないのが、インフルエンザワクチンを毎年しっかり接種することです。子供や高齢者は2回、大人は1回ワクチンを接種しておくことで、万が一インフルエンザに感染したとしても、症状を軽減することができるでしょう。

次にしっかり行うべきは、手洗いとうがいです。
基本的過ぎて疎かになってしまいがちですが、経口感染を防ぐためにも必ず行っておくべきでしょう。外出前・外出後はもちろん、食事前・食事後も行うのが理想的です。

また、手を洗った後アルコール消毒液を使うと、より効果的です。ただし、アルコールアレルギーで消毒液が使えないなどといった人もいるでしょう。その場合、ベンザルニコウム塩化物やクロルヘキシジングルコン酸塩系の消毒液で代替できます。

インフルエンザが流行している時期に特に大切なのは、必要以上に人込みに行かないことでしょう。
多くの人がいる場所は、インフルエンザに感染している人がいる可能性が高くなります。日本人は体調が悪くても会社に出社しなければいけないという風潮があり、インフルエンザに感染していても人が集まる場所に行ってしまう人は多いようです。
そのため、特にインフルエンザが流行する時期の外出は必要最低限にすべきでしょう。